ご無沙汰しております。

第三回目のテーマは福祉専門職のジレンマと意義について日々感じていることをつぶやきます。

まだまだ知名度の低い社会福祉士や介護福祉士。世間では両資格がごっちゃになって認識されていることが多い(そもそも知らないことも・・・)。

また「そもそも社会福祉士って何やる人なの?」「ヘルパー(介護初任者研修)と介護福祉士ってやれること同じじゃない?」との声も聞く。

 では、なぜこのような資格が国家資格化したのか。今から30年前、1987年に社会福祉士及び介護福祉士法が制定された。

21世紀の高齢社会に向かって、今後とも老人や障害者等を中心に、急激に増大し多様化し高度化してくることが予想される相談援助ニーズや介護ニーズに、福祉倫理をもち高度な専門知識と専門技術を駆使して対応できるソーシャルワーカーやケアワーカーを養成確保し、その業務の適正化をはかり、もって社会福祉の増進に寄与することを目的として制定された。

国家資格を取得することで倫理綱領や行動規範によって質の担保が期待され、福祉全体の意識も高まった。

 だが、今日では担い手の少なさから資格を統合しようとする動きもある。これは福祉業界全体の底下げになり、報酬減(待遇改悪)からサービスの質の低下につながることは容易に想像できる。

もちろん無資格の方でも質の高いサービスを提供しているし、資格が全てではないが、資格を形骸化させてサービスの質が高まるとは到底思えない。

福祉業界全体の底上げには専門職の技術や知識向上、そしてその者たちが牽引していけるようになっていくべきではないだろうか。

これの実現には社会保障、福祉教育等課題は多い。一つ一つ変えていくには時間がかかるだろう。今できること、それは日々の実践を積み重ね本当の現場の声を上げるべきだ。

机上の空論はお腹いっぱいである。