ご無沙汰しております。第四回目のつぶやきはソーシャルアクションについて日々感じていることをつぶやこうと思います。

ソーシャルアクション。福祉業界では一度は聞いたことのある言葉だが、一般的にはききなれない言葉かもしれない。その起源はアメリカにおける19世紀後半の社会改良運動にあり、その後、1950年代後半から高まりを見せた公民権運動、60年代の福祉権運動の影響を受けて、今日の社会福祉援助技術に体系づけられた。ミクロ(対個人)の実践からメゾ(市町村・自治体等)へ働きかけ、マクロ(国や制度等)に改善を図る政策提言をする一連の流れを実践することだ。今日の日本ではこれらが実践できているかと問われると、出来てないというか、まだまだだと思う。ケースワーク(個別援助技術)をソーシャルワーク(社会福祉援助技術)と誤認識している方や、逆に社会運動のみをソーシャルワークと勘違いされている方もいる。あくまで、ソーシャルアクションやケースワークはソーシャルワークの技法の一つである。

では、自分自身はどうだろう。ソーシャルアクションに関しては、自己採点をするなら20点と言うところだろうか。(あくまで自己評価)当法人は生活困窮者支援をベースに自分たちで何か出来ることはないか、という想いから設立した。理想を求め社会問題を解決するために設立することもソーシャルアクションの一つであると思っている。(社会起業ともいうか。)ミクロの実践は日々行っている。メゾでの実践は地域住民の方々への協力を求める活動や当法人の活動に賛同して頂けるよう啓蒙活動を行っている。ではマクロへの働きかけはと言われると…お恥ずかしながら出来ていない。しかし、ここが難しい。まだまだ政策提言できるほどの実績がない上、組織を挙げてのマクロへの働きかけが出来るほどの人員的な余力がない。組織力を高めて基盤を固めてからでないと利用者の方々に不利益を与えることになってしまい、それは当法人の理念に反する。ソーシャルアクションが「目的」ではない。前述の通り、それは一つの「手段」だ。理念を見失わないよう何から始めてどのようにしていくか、戦略的に計画を立てていかなくてはならない。マクロとミクロのバランスは難しい・・・。